葬儀、供養について

ご葬儀・法要のご依頼ご相談受け付けております。

~形は心を整え、心は形に表れる~

大切な方を亡くした悲しみ、寂しさ、故人への想いは、尽きることはありません。 その寂しさの中、ご供養の形を整えることによって心が養われ、その心が形に表われてくるのです。ご供養は、故人を想い、そしてまた自分自身を見つめ直す場でもあるのです。

初七日忌

葬儀当日の内に行うことが多く、
葬儀 > 出棺 > 火葬場(荼毘) > 精進落とし(食事) > 火葬場(拾骨) > 初七日法要
という流れになり、葬儀をされた式場でのお勤めが一般的です。

二・七日忌~六・七日忌

葬儀の枕飾り、もしくは中陰用の祭壇に、ご遺骨・白木の位牌・遺影写真をお祀りします。
忌日(お逮夜)ごとの御回向をご希望の方は、お寺へお願いなさって下さい。
役所、銀行、相続などの手続き、満中陰の準備などで、この間は繁多になります。

※法話~今日の糧~「お自我偈は魂」「お題目は母乳の如し」をご参照ください

七・七日忌、満中陰

故人が霊前浄土へ入る節目となる日ですので、親族を招き満中陰法要を営みます。 お供え物は故人の好物を供え、満中陰には傘餅を供えます。 白木の位牌はこの日までですので、塗りの位牌をご用意いただき、開眼(魂入れ)を致します。お位牌の開眼式は、故人が霊前浄土に入る儀式としてお考えください。

傘餅

※法話~今日の糧~「成仏の姿」をご参照ください

年忌法要(法事)

一年目のご命日を一周忌、二年目のご命日は二周忌と言わず、これから三年目を迎えますので三回忌と言います。その後は七、十三、十七、二三、二七、三三回忌と続き、三三回忌をもって切り上げとされるのが一般的です。 法事は正当のご命日、もしくはご命日より前に営まれたほうが良いでしょう。 場所は自宅、寺院、葬儀会館など、人数や食事の都合などを考慮して決められたら良いと思います。

※法話~今日の糧~「いのちの源」をご参照ください

お墓

お墓のある方は、百ヵ日を目安に納骨します。
管理者への届出と、墓誌がある方は石材店に法名を刻む依頼をしてください。
これからお墓をお考えの方は、代々に使用するものなので、よく確認されたほうが良いでしょう。市街地の寺院墓地はほとんどいっぱいで、民間霊園の場合は、経営主体の宗教法人と実際の運営主体が違う場合もあります。
公営霊園はお住まいの住所地により、利用できる霊園が限られます。
お墓を建てる前に「このお墓に誰が入るのか」「誰が維持していくのか」を熟慮されるべきと存じます。

戒名と位牌

戒名とは仏弟子となった証としてつけられる名前で、仏教を信じる人なら生前につけられるのが本来の姿です。死後に受け身で授与される戒名ではなく、残された日々を共に歩んでいく存在として、人生の節目に菩提寺の住職と相談の上、納得する戒名を決めていくことは、超高齢社会にふさわしい戒名のありようです。
位牌には故人の戒名、俗名、命日、行年が記され、故人の霊のしずまる所とし、故人の象徴として祀ります。
「先祖代々之霊位」という位牌は、その家の代々の歴史、すなわち無限の時間と無限の広がりをもっているものといえます。

納骨堂

少子化で継承者が続かない昨今、お墓を新規建立される方は減少し、お寺へ納骨される方、永代供養をご希望される方が年々増加しております。
納骨堂には、ロッカー式、合祀式など形態もいろいろとあります。

※「納骨・永代供養塔」をご参照ください

日々のご供養

ご供養は続けることが大切です。あまり無理をせず、ご自身の出来る範囲でお務め下さい。
仏壇には水・お茶・ご飯・生花・菓子・果物・霊膳を供えます。
水・お茶は毎朝お供えし、ご飯は炊かれた最初のご飯を供えましょう。朝食がパンの方は、夕食時にご飯を供えられたら良いでしょう。
生花はなるべく絶やさないようにしたいものですが、夏場は費用もかかりますので、「月の命日は新しくする」「毎月1日、10日、20日に新しくする」など工夫をしましょう。
高杯(たかつき)にお供えする菓子・果物は、煎餅、水羊羹など日持ちのする物が良いと思います。
霊膳は特別なことをする必要は無く、自分達が食べるものを「まずは仏さまにお供えし、それから頂く」という形が自然でしょう。日々のお給仕の中で、信仰を深めていく喜びを感じ取っていただければと思います。

※法話~今日の糧~「信仰生活のあり方」「続ける信心」をご参照ください

慈母観音像と水子供養について

妙昌寺の慈母観音像は水子供養のみならず、子安の為また子孫繁栄の願いを叶えて頂けるように慈母観音像の前に如意宝珠を持った地蔵さまを祀っております。お参りの際には、如意宝珠を撫でて頂き、御利益を受けていただければと存じます。また、地蔵さまの台座は十二角形の石柱に『今此三界こんしさんがい)、皆是我有(かいぜがう)、其中衆生(ごちゅうしゅじょう)、悉是吾子(しつぜごし)』の経文を彫り、正面には『南無妙法蓮華経 法界平等利益(ほうかいびょうどうりやく)』と刻んでおります。十二角は干支の数を表し、生まれ年に不平等なく成仏とご利益がいただけるよう願いを込めております。

慈母観音、地蔵菩薩が多くの方を安穏と多幸に導いてくださることと存じます。

慈母観音像

慈母観音像

詳しくは水子供養についてをご参照ください